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よざか
ふりがな文庫
“よざか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
世盛
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世盛
(逆引き)
将軍家の
御意
(
ぎょい
)
にかなわないために、おととし急にご隠居なすって、水戸の片田舎に、
世盛
(
よざか
)
りの中納言さまとは、まるでちがった暮しを
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此の
世盛
(
よざか
)
りの、思ひ上れる、美しき女優は、樹の緑
蝉
(
せみ
)
の声も
滴
(
したた
)
るが如き影に、
框
(
かまち
)
も
自然
(
おのず
)
から浮いて高い
処
(
ところ
)
に、色も
濡々
(
ぬれぬれ
)
と
水際立
(
みずぎわだ
)
つ、
紫陽花
(
あじさい
)
の花の姿を
撓
(
たわ
)
わに置きつゝ、
翡翠
(
ひすい
)
、
紅玉
(
ルビイ
)
、真珠など
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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