“ようばん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
溶鈑33.3%
瑶盤33.3%
腰盤33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せなかにりついた鉛の溶鈑ようばん
原爆詩集 (新字新仮名) / 峠三吉(著)
この爽麗そうれいなる温室内に食卓を開きて伯爵家特有の嘉肴珍味かこうちんみきょうす。このうちに入る者はあたかも天界にある心地ここちしてたちまち人間塵俗じんぞくの気を忘る。彩花清香せいこう眉目びもくに映じ珍膳ちんぜん瑶盤ようばん口舌をよろこばす。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
額に翳した右の手先と、左の腰盤ようばんに当てた左の手首の釣合つりあいが、いつも天候を気にしている職業人のみがする男型のポーズを小初にとらせた。
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)