トップ
>
よいごし
ふりがな文庫
“よいごし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
宵越
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宵越
(逆引き)
「武士は食わねど
高楊枝
(
たかようじ
)
」の心が、やがて江戸者の「
宵越
(
よいごし
)
の
銭
(
ぜに
)
を持たぬ」誇りとなり、更にまた「
蹴
(
け
)
ころ」「
不見転
(
みずてん
)
」を
卑
(
いや
)
しむ
凛乎
(
りんこ
)
たる意気となったのである。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
未だ一円残っていますがこれで散髪屋に行き、——後五十銭残りますが、これもいっそ
費
(
つか
)
って、
宵越
(
よいごし
)
のぜにア持たねエ、クリスマスを迎えようかと愚考しています。
虚構の春
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「なるほど」と青年は、
耀
(
かが
)
やく眼を
挙
(
あ
)
げて、道也先生を見たが、先生は
宵越
(
よいごし
)
の
麦酒
(
ビール
)
のごとく気の抜けた顔をしているので、今度は「さよう」と長く引っ張って下を向いてしまった。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
よいごし(宵越)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
よいご
よひごし