“やりたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遣度50.0%
鑓隊50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さるゝも計り難く夫故に道中筋だうちうすぢは何れの茶屋小屋にても看々みす/\惡漢わるもの引懸ひつかゝりて難儀する旅人があらうとも滅多めつたな事は申されずと云ければ半四郎なるほど夫は道理もつともなり何にしても可愛かあいさうなことゆゑどうか救ひて遣度やりたいものと兩手を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
白象の鞍上高々と見えた木鹿もくろく大王は、たちまち手の蔕鐘ほぞがねを打ち鳴らして、まず前列の鑓隊やりたいを突っ込み、両軍乱れ合うと見るやさらに烈しく鐘を乱打した。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)