“やりた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
取立50.0%
遣度50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旦那さまのすゝぎ洗濯まで丹誠して、御介抱申し上げて居りましたゆえ、丈助や、手前てまいのお蔭で己は助かる、再び屋敷へ帰参することも有れば、屹度きっと侍に取立やりたって遣ると仰しゃって入らっしゃる事は
こないだ雑誌で読んだ西洋の婦人みたいにどこか戦争のあるところへ行つて怪我人けがにんの看病がして遣度やりたいですわ、さうでなければ、ソラ日本の歴史にあるたちばな姫みた様にお国に大切な人の身代りになりたいの。
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)