“やちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夜鳥33.3%
谷町33.3%
野鳥33.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小障子を開けて空を見ると、星もない真暗闇、大樹のこずえがカサコソと動くのは、夜鳥やちょうか、それとも、川手氏などには馴染のない小動物が住んでいるのか。
悪魔の紋章 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
ああいう夜鳥やちょう早晩そうばん高野山上から跡を絶つかも知れない。
仏法僧鳥 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
嫁のおそよの実家もやはり酒屋で、小石川さす谷町やちょうにある。
小石川区内では○植物園門前の小石川○柳町やなぎちょうさす谷町やちょう辺の溝○竹島町たけしまちょうの人参川○音羽おとわ久世山くぜやま崖下の細流○音羽町西側雑司ぞうしより関口台町せきぐちだいまち下を流れし弦巻川つるまきがわ
葛飾土産 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
野鳥やちょうのように、すばしこくなく、人間にんげんになれているらしくえるのは、たぶんわれていたのが、かごをしたのかもしれません。
心の芽 (新字新仮名) / 小川未明(著)
『先の動静は、此方こちらで探るし、此方こっちの行動は先でも探っていよう。吉良、上杉、浅野の三家を例えれば、ちょうど——蟷螂とうろうせみうかがえば、野鳥やちょう蟷螂を狙う——というようなものだ。分らば分れ、俺たちにも、備えはある』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)