“やちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
野鳥42.9%
夜鳥28.6%
谷町28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、あったので、お心にはそむき難く、今までにない、林葬りんそうという違例をとって、おん亡骸なきがらを、野鳥やちょうや山犬のとむらいに、委せたということである。
あれを人工だと疑い、それを立証しようとした学説には手落があって、結局その学説は負けた。けれどもこういうことが云えるだろう。ああいう夜鳥やちょう早晩そうばん高野山上から跡を絶つかも知れない。
仏法僧鳥 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
伊太郎にはおそよという嫁があったが、ことしの三月に離縁になって実家へ帰った。岡崎屋は小石川の白山前町はくさんまえまちにある。嫁のおそよの実家もやはり酒屋で、小石川さす谷町やちょうにある。