“やてう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夜鳥33.3%
野鳥33.3%
野鵰33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれを人工だと疑ひ、それを立証しようとした学説には手落があつて、結局その学説は負けた。けれどもかういふことが云へるだらう。ああいふ夜鳥やてうは早晩高野山上から跡を絶つかも知れない。
仏法僧鳥 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
投じ、彼らのしかばね野犬やけん野鳥やてうと爲せし
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
野鵰やてう㯙雲とんうんに舞ひ、黄牛の草に眠るが如し。又春光野に流れて鳥初めて歌ひ、暮風清蔭に湧いてひぐらしの声をすが如し。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)