“やせじよたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
痩世帯50.0%
瘠世帶50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父在りし日さへ月謝の支出の血を絞るばかりにくるし痩世帯やせじよたいなりけるを、当時彼なほ十五歳ながら間の戸主は学ぶにさきだちてくらふべき急に迫られぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
はじめて身重みおもになつたのは、二人ふたり京都きやうとつて、廣島ひろしま瘠世帶やせじよたいつてゐるときであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)