“やうひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
揚肥33.3%
楊皮33.3%
羊皮33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一人ひとりさぎのやうにすらりとしてゐる。もう一人は——この説明はちよつと面倒である。古来姿の好いと云ふのは揚肥やうひよりも趙痩てうそうを指したものらしい。が、もう一人はふとつてゐる。
鷺と鴛鴦 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
私宅老妻は無事、おきやうとかくわずらひ申候。夏も秋もさむく候。此比このころ楊皮やうひ蕃名ばんめいキヤキヤとか申候)柴胡さいこ鼈甲等入候和解之剤たべゐ申候。堯佐妻げうささいもと無病人むびやうじん、寒邪に壮熱、其のち腹痛等にて打臥候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
お前は羊皮やうひをきた召使だ。
藍色の蟇 (新字旧仮名) / 大手拓次(著)