“めんば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
面罵97.1%
面晴2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当人を前において面罵めんばするような激昂げきこうした口調でしゃべり、最後に、「実際私でも、あんな奴はぶち殺してやりたいほどしゃくにさわっていました」
誰が何故彼を殺したか (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
それ故公も時に道阿弥の存在をのろい、しば/\彼を面罵めんばし、打擲ちょうちゃくし、寧ろ斬り捨てるにかずと決心して、白刃を擬したことも一再ではないらしい。
つとに小学時代から僕の成績を問題にした。僕も豊子さんへの面晴めんばれに、小学校中学校大学予科と区切り区切りに発奮したけれど、その都度つど菊太郎君に抑えられてしまった。しかし今度は大学の本科だ。
勝ち運負け運 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)