“めんつ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:メンツ
語句割合
面子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、この御幸は思わぬところから横槍よこやりが入って一時延期された。厳島神社に先をこされた叡山衆徒の憤激である。面子めんつをつぶされた衆徒どもは、先例をたてにとった。
我国の威厳をたかむると共に相手国の面子めんつをも保たしめた聖君子的外交で在したのであって、この理想的外交の結果、日本と隋との国交は滑らかにつづき、隋滅びて唐となっても、その国交は継続され
日本上古の硬外交 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
女人をして惚々ほれぼれさせないではいない有名なる巨躯紅肉きょくこうにく棒鱈ぼうだらのように乾枯ひからびて行くように感ぜられるに至ったので、遂に彼は一大決心をして、従来の面子めんつを捨て、忍ぶべからざるを忍び