“メンツ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:めんつ
語句割合
面子94.7%
麺子5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逢わせてくれなくてもそれが私の面子メンツにどれほど影響するという問題ではなかったが、こうやって心配し切っている人々を眺めていると
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
「勅を以て取り上げらるるはお気の毒の限りですし、それでは当人の面子メンツもありませんから私が参ってみずから頂戴しましょう」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
或る店頭の大鍋で径一尺余に薄く円形をして伸ばされた麺子メンツの皮が、調理人の手で巧みに翻転して焼かれるのを覗き込むと、調理人の五十づらが得意の笑を満たしながら