“めしつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
召連100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初めてうけたまわった、侍が犬の供を召連めしつれて歩くという法はあるまい、犬同様のものなら手前申受もうしうけて帰り、番木鼈まちんでも喰わしてろう、何程なにほど詫びても料簡は成りません
なんにしてもこれは一種の奇病である。もかくも明日みょうにち召連めしつれてまゐれと云ふことになつたので、あくる日の朝、町役人どもが打揃つて梟娘のうちへ迎ひにゆくと、親たちは気の毒さうに断つた。
梟娘の話 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
濃州郡上のさと八幡城やわたじょう三万八千八百石の城主、金森兵部少輔頼錦かなもりひょうぶしょうゆうよりかねの御嫡、同じく出雲守頼門いずものかみよりかど後に頼元よりもとが、ほんの五六人の家臣を召連めしつれて、烏帽子えぼし岳に狩を催した時、思わぬ手違いから家来共と別れ