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めいしゅん
ふりがな文庫
“めいしゅん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
名駿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名駿
(逆引き)
まだ、ろくに
屋並
(
やなみ
)
も揃わないうちに、信長は、
馬市
(
うまいち
)
を立てさせ、他国の相場以上に、どしどし
名駿
(
めいしゅん
)
を買い上げた。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
見れば、大将軍
袁紹
(
えんしょう
)
が、門旗をひらいて馬をすすめてくる。
黄金
(
こがね
)
の
盔
(
かぶと
)
に
錦袍
(
きんぽう
)
銀帯を
鎧
(
よろ
)
い、
春蘭
(
しゅんらん
)
と呼ぶ
牝馬
(
ひんば
)
の
名駿
(
めいしゅん
)
に
螺鈿
(
らでん
)
の鞍をおき、さすがに河北第一の名門たる風采堂々たるものを示しながら
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
駒は天下の
名駿
(
めいしゅん
)
赤兎馬
(
せきとば
)
、飼い人は、三歳の児童もその名を知らぬはない英傑であられるのに、
碌々
(
ろくろく
)
として、他家に身を寄せ、この天下
分崩
(
ぶんほう
)
、群雄の競い立っている日を、空しく鞭を遊ばせているのは
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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