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むめいし
ふりがな文庫
“むめいし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
無名指
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無名指
(逆引き)
貴婦人はその
無名指
(
むめいし
)
より
繍眼児
(
めじろ
)
の
押競
(
おしくら
)
を
片截
(
かたきり
)
にせる
黄金
(
きん
)
の指環を抜取りて、
懐紙
(
ふところかみ
)
に包みたるを
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
その行く時彼の姿はあたかも左の半面を見せて、
団欒
(
まどゐ
)
の間を過ぎたりしが、
無名指
(
むめいし
)
に輝ける物の
凡
(
ただ
)
ならず強き光は
燈火
(
ともしび
)
に
照添
(
てりそ
)
ひて、
殆
(
ほとん
)
ど
正
(
ただし
)
く見る
能
(
あた
)
はざるまでに
眼
(
まなこ
)
を射られたるに
呆
(
あき
)
れ惑へり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
むめいし(無名指)の例文をもっと
(1作品)
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