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むなげ
ふりがな文庫
“むなげ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
胸毛
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
胸毛
(逆引き)
どんなに眠かつたか、素肌の上に
半纒
(
はんてん
)
一枚羽織つて、
胸毛
(
むなげ
)
と一緒に、掛守りと、
犢鼻褌
(
ふんどし
)
が、だらしもなくはみ出します。
銭形平次捕物控:015 怪伝白い鼠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
巣
(
す
)
の
中
(
なか
)
で、
胸毛
(
むなげ
)
にふかく
頸
(
くび
)
をうづめた
母燕
(
おやつばめ
)
が
眠
(
ねむ
)
るでもなく
目
(
め
)
をつぶつてじつとしてゐると
雛
(
ひな
)
の一つがたづねました。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
たとえば「
河馬
(
かば
)
」とか、「
仁王
(
におう
)
」とか、「どぶ
鼠
(
ねずみ
)
」とか、「
胸毛
(
むなげ
)
の六蔵」とか、いったようなのがそうであった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
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