“むとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
武塔25.0%
武東25.0%
武藤25.0%
無刀25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
款待かんたいの厚薄によって武塔むとう天神に賞罰せられた話、世くだっては弘法大師が来って水を求めた時、悪いうばはこれをいなんで罰せられ
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
警視二局の主任警部、武東むとう警部を真先に石田、大井の二刑事は取る物も取らず駈け付けて見ると、四十歳前後車夫ていの男が頭蓋骨を砕かれて死んでいた。襦袢じゅばん一枚の裸体はだかである。
「僕はまだちと用事が残っとるから、後から行く。何、トム公のことは武藤むとう主任が何もかも知りぬいとるから、武藤君にやらすがよい」
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
無刀むとうなのを、瞬間忘れたほどの怒りでした。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)