“むぞうさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無造作52.1%
無雑作46.4%
無造做1.0%
無作法0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老刀自は裏山からかねて見つけておいた、すがれた秋草を取揃えて持って来て、李朝白磁の手頃なふっくりした花瓶に無造作むぞうさに挿す。
そのペイブメントの上を見ているのではないことは、その上に落ちていたバナナの皮を無雑作むぞうさに踏みつけたのをみていても知れる。
国際殺人団の崩壊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
これまで何事も一息に、無造做むぞうさにしたのを、1920
船は無作法むぞうさにその下を潜り抜けて行った。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)