“無造做”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むぞうさ66.7%
むざうさ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なに。好く寐られた」と、純一は努めて無造做むぞうさに云った。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
これまで何事も一息に、無造做むぞうさにしたのを、1920
己の這入つたのを見て、紳士は手に持つてゐた楽器を、気の無いやうな表情をして、無造做むざうさに卓の上に投げて、心から相許した友達同志が互に顔色を覗ひ合ふやうな様子で、君の顔を見た。
復讐 (新字旧仮名) / アンリ・ド・レニエ(著)