“むぎふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ムギフ
語句割合
麦生50.0%
麥生25.0%
麦原12.5%
麦踏12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やはらかき麦生むぎふのなかに
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
雲雀ひばりのあがる麥生むぎふなゝめに見渡みわたしながらをかのすみれを
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
麦原むぎふは、驚くばかり伸び、里人の野為事しごとに出た姿が、終日、そのあたりに動いている。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
「ついでに、もう一つ、伺いますが。……きょう畑で麦踏むぎふみをなされながら大声で……麦踏め麦踏めを踏め芽を踏めと仰っしゃっていたようですが、あれはいかなる御意ぎょいでしょうか」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)