“みやこい”の漢字の書き方と例文
語句割合
都入100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だいぶ遊んでしまったな、もうおかへあがって四十日目か。おやおや都入みやこいりのとちゅうで、おもわぬ道草をってしまったわい……」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
都入みやこいりする御講凪おこうなぎ、ひるさがり、夕越ゆふごえ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
一つゆきがけの駄賃だちんきたしょうのようすをさぐり、それを土産みやげ都入みやこいりして、うまうまと秀吉ひでよしのふところへ飛びこむつもりで考えていたところだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
竹童ちくどうの話をさきに聞いてから、龍太郎りゅうたろう忍剣にんけんは、かわるがわるに、こんどの、都入みやこいりの大事をはなして聞かせた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)