“みやがわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宮川88.9%
宮河11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この医者が宮川みやがわ寛斎かんさいだ。半蔵のふるい師匠だ。その時、半蔵は無言。寛斎も無言で、ただ医者らしく頭をまるめた寛斎の胸のあたりに、手にした扇だけがわずかに動いていた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
と、先生せんせいはいって、宮川みやがわせいいてあるところへ手帳てちょう点数てんすうれました。
残された日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
やがてまた三十六番の自歌合じかあわせ宮河みやがわ歌合』を俊成の子定家に送って判をもとめた。定家は西行七十二歳の文治五年八月になって返した。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)