“みちぶしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
道普請81.8%
路普請13.6%
道普譜4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道普請みちぶしんの為に高く土を盛上げた停車場前には、日頃懇意にした多勢の町の人達だの、学校の同僚だの、生徒だのが集って、名残なごりを惜んだ。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
中日は村総出そうでの草苅り路普請みちぶしんの日とする。右左からほしいままに公道をおかした雑草や雑木の枝を、一同らした鎌で遠慮会釈えしゃくもなく切払う。人よく道をひろむを、文義もんぎ通りやるのである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
馬でも容易な事では登れない——もちろん降り坂は馬に乗る必要はないですけれども——道普譜みちぶしんが出来て居るではなし
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)