“みずのとう”の漢字の書き方と例文
語句割合
癸卯100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
承元じょうげん二年戊辰つちのえたつ。二月小。三日、癸卯みずのとう、晴、鶴岳宮つるがおかぐう御神楽みかぐら例の如し、将軍家御疱瘡ほうそうりて御出ぎょしゅつ無し、前大膳大夫さきのだいぜんのだいぶ広元朝臣ひろもとあそん御使として神拝す、又御台所みだいどころ御参宮。
鉄面皮 (新字新仮名) / 太宰治(著)
本邦にも牝鶏の晨するを不吉とした。『碧山日録』に、長禄三年六月二十三日癸卯みずのとう、天下飛語あり、諸州の兵ひそかに城中にたむろす、けだし諸公あらかじわざわいの及ぶを懼るるなり。