“みじま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
身粧50.0%
身装50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんな立話のまも、彼女はそわそわとびんのおくれ毛や唇紅べにせを気にして、また、つと鏡の間へ入って、身粧みじまいを見直し、それからやっと如海の前へ出て、婉然えんぜんと、あいさつしていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
階下では百合子が鏡の前で切りと身装みじまひに余念のない姿が、はつきりとカーテンに映り、その隙間からは彼女が靴下を穿く様子などがちら/\と見うけられるのであつた。
まぼろし (新字旧仮名) / 牧野信一(著)