“みかづきがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三日月形71.4%
偃月形14.3%
半月形14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眉深まぶかに鳥打帽をかぶっても、三日月形みかづきがたひさしでは頬から下をどうする事もできないので、直下じかりつけられる所は痛いくらいほてる。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
その傷は極めて異様なもので、左の耳の後から咽喉仏のどぼとけの方へ偃月形みかづきがたに弧を描いてねあげられている。
顎十郎捕物帳:04 鎌いたち (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
太陽の光をうけて半月形みかづきがた金色こんじきに美しくかがやきだしたところだった。
月世界探険記 (新字新仮名) / 海野十三(著)