“まめばたけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
豆畠50.0%
豆圃25.0%
豆畑25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アルプスの探険たんけんみたいな姿勢しせいをとりながら、青い粘土ねんど赤砂利あかじゃりがけをななめにのぼって、せなかにしょった長いものをぴかぴかさせながら、上の豆畠まめばたけへはいってしまった。
さいかち淵 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
私はこの時一種の暗愁あんしゅうの湧くを感じた。黒い烟は、遅々ちちとしてはうように黄色をんだ豆圃まめばたけの上に影を映じている。その影は絶えず騒がしそうに乱れていた。
暗い空 (新字新仮名) / 小川未明(著)
林を通りけると、そこが嘉ッコの家の豆畑まめばたけでした。
十月の末 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)