“ますゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
魔睡33.3%
魔酔33.3%
麻睡33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるははげしき歓楽くわんらくの後の魔睡ますゐや忍ぶらむ。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ろうたる暑き魔睡ますゐ……重く、いみじく
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
年々歳々其度を加ふる生活の困苦惨憺こんくさんたんに、やうやくく目を挙げて自家の境遇を覚悟するに至り、沸騰ふつとうせんばかりの世上の戦争熱も最早もはやや、彼等を魔酔ますゐするの力あらず、彼等の心の底には
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
恐らくその時は、昏々こん/\として麻睡ますゐせられてゐたのでせう。
銭形平次捕物控:239 群盗 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)