“ますだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
益田55.6%
増田22.2%
枡田11.1%
桝田11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苦しかるらん君よりもわれぞ益田ますだのいける甲斐かひなきという歌が思われます。
源氏物語:04 夕顔 (新字新仮名) / 紫式部(著)
先年御隠居(尾張慶勝おわりよしかつ)が征討総督として出馬したおりに、長州方でも御隠居のさばきに服し、京都包囲の巨魁きょかいたる益田ますだ国司こくし
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
駒場こまばの医者山田文郁ぶんいく浪合なみあい増田ますだ平八郎に浪合佐源太さげんたなぞの顔も見える。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
私の再従弟またいとこ増田ますだ〔宋〕太部と云う男があります。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
最初は、平次の家のすぐ前、路地の外の酒屋——枡田ますだ屋に押し込んで有金五十兩ばかりを出させ、『此處で待つて居るから平次を呼んで來な、後學の爲に千里の虎の姿だけでも拜ませてやらう』と、丁稚でつちをツイ近所の平次のところまで使に出し、平次が店から入つて來ると同時に、裏口から拔出して姿を隱して了ひました。
桝田ますだ屋の菊次郎さんが、怨めば怨んでゐるでせう。平常ふだんお秀さんと張り合つてゐるお紋だつて、あんまりいゝ心持はしないかも知れませんよ」
氣丈者の女主人お秀は、自分の家に起つたこの慘劇に顛倒して、たゞもうウロウロするばかり、桝田ますだ屋の若旦那菊次郎は、眞つ蒼になつてガタガタふるへるばかりです。