“まきだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
薪代33.3%
薪台33.3%
薪架33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かまどだけを借りて、薪代まきだいと屋根代を払えばいいのである。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこでしばらくぐずついた末に、とうとう薪台まきだいのそばへすわり込むと、もうそれっきり動かない。
博物誌 (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
女房は炉のそばに突立って、薪架まきだいの上にあかく燃えてパチパチねる細薪ほそまきをば、木履サボのつまさきで蹴かえしながらしきりに何か話しかけたが、男はむっつり黙りこんでいて滅多に返事もしない。
生さぬ児 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)