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まかないじょ
ふりがな文庫
“まかないじょ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
賄所
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
賄所
(逆引き)
大台所は、
裃
(
かみしも
)
の武士と、
糊
(
のり
)
の硬い法被を着た小者たちで、戦場のように、
庖丁
(
ほうちょう
)
が光った。
賄所
(
まかないじょ
)
の裏門からは、何度となく、馬が駈け、馬が帰ってくる。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
賄所
(
まかないじょ
)
と呼ばれる炊事場に、お雪という娘がいて、あれが半太夫の恋人だと、津川に教えられたことがあったが、お杉の話によると、お雪のほうが片想いで
赤ひげ診療譚:01 狂女の話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
小さい
薄縁
(
うすべり
)
を敷いてある火鉢の傍で、ここの
賄所
(
まかないじょ
)
から来る膳や、毎日毎日家から運んでくる重詰めや、時々は近所の
肴屋
(
さかなや
)
からお銀が
見繕
(
みつくろ
)
って来たものなどで
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
小砂利を掃くお六尺も、お
賄所
(
まかないじょ
)
の門をくぐる
出入商人
(
でいりあきゅうど
)
も、すべて、新しい
法被
(
はっぴ
)
を着ていた。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お
賄所
(
まかないじょ
)
から少々無心させようと云う肚でござったが、人の眠る
間
(
ま
)
も寝もやらず、この雪の中を御警固くださると聞いては、
此方
(
このほう
)
共も、三
斗
(
ど
)
の水を浴びた心地、御忠節に対して
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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