“ぼくじやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
墨上50.0%
牧塲50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幸か、抑亦そもまた不幸か、運命はこの危険なる時期に際して、予を予が年少の友たる本多子爵と、一夜墨上ぼくじやうの旗亭柏屋かしはやに会せしめ、以て酒間その口より一場の哀話を語らしめたり。
開化の殺人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
信州御岳参みたけまゐり七回の経験けいけんあるをき衆皆之をさうとす、此峠をぐれば字上ヶ原の大平野あり、広袤こうばう凡一万町歩、みづあり良草りやうさうあり以て牧塲ぼくじやうとなすにてきす、今之を不毛にるは遺憾いかんと云ふべし
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)