“ほんねん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
本然77.8%
本年11.1%
翻然11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間の本然ほんねんを欺きおおう可からざるところから、優等資質を有して居る者が文雅を好尚するのは自からなることでも有ったろう。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
天目山てんもくざんにて、お父上ちちうえとともにおてあそばした太郎信勝たろうのぶかつさまよりお一つ下——本年ほんねんお十六さいにわたらせられる」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
例の、母の問題が、かたづいてから、忠盛は何か翻然ほんねんとちがって来た。生活をあらためようとするらしく