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ほっこくぜい
ふりがな文庫
“ほっこくぜい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
北国勢
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北国勢
(逆引き)
「どうなすった。こんどの
合戦
(
かっせん
)
に、
北国勢
(
ほっこくぜい
)
の
軍師
(
ぐんし
)
であるそこもとが、かかる真夜中に落ちてくるようでは、いよいよ
北
(
きた
)
ノ
庄
(
しょう
)
の城もあぶないとみえますな」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
佐久間勢
(
さくまぜい
)
も、一どは
秀吉方
(
ひでよしがた
)
の
中川清兵衛
(
なかがわせいべえ
)
を破ったそうですが、
丹羽長秀
(
にわながひで
)
が不意の加勢についたため、
勝軍
(
かちいくさ
)
は
逆
(
ぎゃく
)
になって、
北国勢
(
ほっこくぜい
)
は何千という
死骸
(
しがい
)
を山や谷へすてたまま
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
不幸な子供の
魂
(
たましい
)
をとむらいながら、
可愛御堂
(
かわいみどう
)
の
堂守
(
どうもり
)
で
生涯
(
しょうがい
)
をおわろうと思っていた
菊村宮内
(
きくむらくない
)
も、むかしの主人であり、ふるさとの兵である
北国勢
(
ほっこくぜい
)
が、すぐ
向
(
むこ
)
う
岸
(
ぎし
)
の
木之本
(
きのもと
)
でやぶれ
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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