“ほくわく”の漢字の書き方と例文
語句割合
捕獲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貝塚の貝殼層中には鳥骨てうこつ有り獸骨じうこつ有り、コロボックルが鳥獸のにくしよくとせし事は明かなるが、如何なる方法を以て是等を捕獲ほくわくせしならんか。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
是等これら石鏃せきぞくは鳥獸獵のさい射損ゐそんじて地にちたるものなるべく、其存在の事實じじつは、如何にコロボックルが鳥獸捕獲ほくわくの爲め高山に登りし事有るかを告ぐるものたり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
弓矢は鳥獸獵てうじゆうれうに於ても用ゐられしなるべく、人類同志どうし爭鬪さうとうに於ても用ゐられしならん。或は海獸大魚を捕獲ほくわくするにさいしても用ゐられし事有る可きか。水中に矢を射込む事其れいきに非ず。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)