“ほうぞうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
法蔵寺66.7%
宝蔵寺33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
与右衛門はそうして累を殺し、あやまって河に落ちて死んだと云って、その死骸しがいを背負うて家に帰り、隣の人の手を借りて旦那寺だんなでら法蔵寺ほうぞうじの墓地に埋葬した。
累物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
ようやく事済んで、葬りも済んで、今日は七日なぬかでお寺様へ婆ア様達をほじって御馳走するてえので、久し振で米の飯が食えると云って悦んできやしッけ、法蔵寺ほうぞうじ様へ葬りに成っただ
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
三河みかわ宝蔵寺ほうぞうじ産の麻の上物を酢煮すににして、三りにしたのをうちでは用いているのだが、成程これは普通のとは違って丈夫だ
死剣と生縄 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)