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へんがく
ふりがな文庫
“へんがく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
扁額
70.8%
匾額
29.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
扁額
(逆引き)
西岡未亡人の家にはそんなわけで、西岡医院開設当時に贈られた
蒼海翁
(
そうかいおう
)
のあの
雄勁
(
ゆうけい
)
な筆力を見せた大字の
扁額
(
へんがく
)
を持ち伝えていた。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
洋風の壁へかかっているのは、純日本風の
扁額
(
へんがく
)
であった。墨痕淋漓匂うばかりに「
紙鳶堂
(
しえんどう
)
」と三字書かれてあった。
柳営秘録かつえ蔵
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
へんがく(扁額)の例文をもっと
(17作品)
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匾額
(逆引き)
府下
(
ふか
)
世田
(
せた
)
ヶ
谷
(
や
)
町
松陰神社
(
しょういんじんじゃ
)
の鳥居前で道路が丁字形に分れている。分れた路を一、二町ほど行くと、茶畠を前にして
勝園寺
(
しょうえんじ
)
という
匾額
(
へんがく
)
をかかげた
朱塗
(
しゅぬり
)
の門が立っている。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「あの男だけです。」エルリングが指さしをする方を見ると、祭服を着けた司祭の肖像が
卓
(
たく
)
の上に懸かっている。それより外には
匾額
(
へんがく
)
のようなものは一つも懸けてないらしかった。
冬の王
(新字新仮名)
/
ハンス・ランド
(著)
へんがく(匾額)の例文をもっと
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