“ふんきう”の漢字の書き方と例文
語句割合
紛糾100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一側面なほかつ単純ならず、去れども写してしんに入るときは、事物の紛糾ふんきう乱雑なるものを綜合して一の哲理を数ふるに足る、われ「エリオツト」の小説を読んで天性の悪人なき事を知りぬ
人生 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
良正の家がことに将門をにくんで之を攻撃してゐるところを見ると、何でも源護の家を中心とし、之に関聯して紛糾ふんきうした事情が有つての大火事と考へられる。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)