“ふたへ”の漢字の書き方と例文
語句割合
二重100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてこの御陵(ごりよう)のごときは、二重(ふたへ)に堀(ほり)をめぐらし、その周圍(しゆうい)には陪塚(ばいちよう)といつて臣下(しんか)の人(ひと)だちの墓(はか)がたくさん竝(なら)んでをります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
彼は殆ど巨人のやうな男だつたので、内へはいるには、大熊のやうに、體躯を二重(ふたへ)にまるめなければならなかつた。
拔衣紋(ぬきえもん)の形にたゞ者で無いところを見せた、色の冴えない平顏ながら二重(ふたへ)瞼のはつきりした悧巧な目つきの、誰が見ても一寸いゝ女として許せる柄だつた。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)