“ふたかさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
二嵩50.0%
二重50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぐわきの茶店へ放火する、家を焼いて、村のものを驚かす事、第二。第三は飛込んで引縛ひっくくられて小便を、これだけはどうも不可いけない……どいつも私に二嵩ふたかさぐらい、村角力むらずもうらしいのも交って、六人居ます。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
長さ三尺にも足りない小さい机と、それにふさわしい本箱、二重ふたかさねの小さい箪笥たんす、ただ女らしい彼女の身だしなみを見せて、部屋はキチンと整っていて、ちり一つ散っていない。
第二の接吻 (新字新仮名) / 菊池寛(著)