“ふたばてい”の漢字の書き方と例文
語句割合
二葉亭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二葉亭ふたばてい歿後ぼつご坪内つぼうち、西本両氏とはかって故人の語学校時代の友人及び故人と多少の交誼こうぎある文壇諸名家の追憶または感想をい、集めて一冊として故人の遺霊に手向たむけた。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
かつて二葉亭ふたばていといっしょに北の方を旅行して、露西亜人ロシアじんひどい目にったと話した。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「矢ツ張り、實感によつて、實感の眞劍勝負なる文藝でなければならない。」と思ふと、死んだ二葉亭ふたばてい硯友社けんいうしや派的な遊戲文學者、餘裕文學者等と相伍するを嫌つたのは、今更ら卓見たくけんであつたのだ。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)