“びんづめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
壜詰41.7%
罎詰33.3%
瓶詰25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つるが長く/\延びて居た。この辺へも、人はどよみをつくつて居る。大きな乳房の胸をあらはに一人の女が店頭みせさきに、壜詰びんづめの酒を日に透して見て居た。
茗荷畠 (新字旧仮名) / 真山青果(著)
大匙三杯に罎詰びんづめのトマトソース一杯入れて塩胡椒で味をつけたソースを今の肉へ混ぜて生玉子を一つ入れて
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
戦争が済んでからの半年ばかりは、いろんな凱旋を祝するもよおしがあった。私は父にれられて瓶詰びんづめの酒や、折詰おりづめを貰ってかえることがよくあった。
戦争雑記 (新字新仮名) / 徳永直(著)