“ひんぼ”の漢字の書き方と例文
語句割合
牝牡100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また犢子とくしは生まれながらに乳に趣くことを知り、猪羊の属はその生まれていまだいくばくならざるに、すなわち牝牡ひんぼの合あることを知る。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
無数の騾をうた内、牝牡ひんぼの騾の間に子生んだ例あるやは極めて疑わし、故に馬属の諸種は現時あいまじわって子あれども、その子同士で繁殖し行き得ぬ世態にあると
虫が知らせるといふものかうか分らぬが、「おもつて而して知るにあらず、感じて而して然るなり」で、動物でも何でも牝牡ひんぼ雌雄が引分けられてもいつかたがひに尋ねあてゝ一所いつしよになる。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)