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ひらきど
ふりがな文庫
“ひらきど”の漢字の書き方と例文
語句
割合
開戸
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
開戸
(逆引き)
毒虫が苦しいから、もっと
樹立
(
こだち
)
の少い、広々とした、うるさくない処をと、寺の
境内
(
けいだい
)
に気がついたから、歩き出して、
卵塔場
(
らんとうば
)
の
開戸
(
ひらきど
)
から出て、本堂の前に行った。
星あかり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
呼ばれるがまま、わたくしは窓の傍に立ち、勧められるがまま
開戸
(
ひらきど
)
の中に
這入
(
はい
)
って見た。
寺じまの記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
以前の
母家
(
おもや
)
から持って来たものであろう。家に不似合な大きな戸棚の並んでいる間から、
中
(
なか
)
の
間
(
ま
)
に通う三
尺間
(
じゃくま
)
を仕切っている重たい杉の
開戸
(
ひらきど
)
を、
軍隊手袋
(
ぐんて
)
を
嵌
(
は
)
めた両手で念入りに検査した。
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ひらきど(開戸)の例文をもっと
(13作品)
見る
“ひらきど”の意味
《名詞》
片方を蝶番で止め、もう片方を引いたり押したりして開閉するとびら。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ひらき