“ひっぱりこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
引張込100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
い酒を持って行って一ぱいって、衝立ついたての内に居るのだね、それで娘がお百度を踏んでけえる所を引張込ひっぱりこんで、お前さんがおつう世辞を云って一杯飲んでお呉れと盃をさして、調子のい事を云うと
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
めえは男がいからむすめ引張込ひっぱりこんで、優しげに話をして、色事になっちまえ、色事になって何処どこかへ突走つッぱしれ……おらうちへ逃げてう、其の上で己が行って、父さまに会ってよ、お前も気に入るめえが
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)