“ひげだいもく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
髯題目66.7%
鬚題目33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新盆にいぼんに、切籠きりこげて、父親おやじと連立って墓参はかまいりに来たが、その白張しらはりの切籠は、ここへ来て、仁右衛門爺様じいさまに、アノ威張いばった髯題目ひげだいもく、それから、志す仏の戒名かいみょう進上しんじょうから、供養のぬし、先祖代々の精霊しょうりょう
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
正面に「南無妙法蓮華経」の髯題目ひげだいもくの旗がある。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
傍には高祖真毫しんごう自刻帝釈天王、東葛西領柴又、経栄山題経寺と書いてある。上の方には例の鬚題目ひげだいもくが書いてあつてその傍に草書でわからぬ事が沢山書いてある。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)