“ひおき”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒオキ
語句割合
日置100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諸国の高山において山草が一時に花咲くのを、山の神の苗場またはお花畠と称するのと同じ思想である。南は薩州日置ひおき郡伊作村の与倉という部落にも清い泉のいて田にそそぐのがある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ええとそれから日置ひおき神社の方へは、留吉を大将にこれも五十人。それからこの家を取り巻いて、やはり五十人だけ配って置きました。それから二十人をバラバラに分け、物見に出して置きました
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
日向国ひゅうがのくに東諸県ひがしもろかた郡の本庄や、薩摩国さつまのくに日置ひおき伊作いざくや、肥前国ひぜんのくに北高来きたたかき湯江ゆえ村や、まだ色々の個所がありますが、九州第一の紙の郷土は筑後国ちくごのくに八女やめ郡でありまして、矢部川に沿う村々で盛に漉かれます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)