“はれつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
破裂93.3%
発裂6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何かが破裂はれつしたのだ。客はギクリとしたようだったが、さすがは老骨ろうこつだ。禅宗ぜんしゅう味噌みそすり坊主ぼうずのいわゆる脊梁骨せきりょうこつ提起ていきした姿勢しせいになって
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
同時につぶつぶした荒い霰が降り出して轟々たる霹靂へきれきに和し天地を震動する様は雪峰も破裂はれつしようかという勢いであった。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
ほしいままにづべくもあらず。さるほどに浜子の部屋または勝手などに折々聞ゆる笑い声も。なかなかにかんしゃく玉の発裂はれつするもととなり。ともすれば天井とにらめくらをして。
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)