“はなふだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
花牌45.5%
花札36.4%
花骨牌18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只今ではおやかましい事でございまして、中々隠れて致す事も出来んほどお厳しいかと思いますと、麗々と看板を掛けまして、何か火入れのさいがぶら下って、花牌はなふだが並んで出ています
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
おれが博奕場ばくちばへ出入りするようになったのは、そのあとのことだった。それまでは花札はなふだにもさいころにも、手を触れたことさえなかった。
おさん (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
そして種々な模様のついた花骨牌はなふだを見比べていた。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)