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はつふゆ
ふりがな文庫
“はつふゆ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
初冬
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初冬
(逆引き)
寒空には
初冬
(
はつふゆ
)
らしい雲が望まれた。一目見たばかりで、皆な氷だということが思われる。氷線の群合とも言いたい。白い、冷い、透明な
尖端
(
せんたん
)
は針のようだ。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
画工 (
枠張
(
わくばり
)
のまま、絹地の
画
(
え
)
を、やけに
紐
(
ひも
)
からげにして、薄汚れたる背広の背に負い、
初冬
(
はつふゆ
)
、枯野の夕日影にて、あかあかと且つ
寂
(
さみ
)
しき顔。酔える足どりにて登場)
紅玉
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
伊藤公追弔演説會以來の
獨
(
ひと
)
り
激昂
(
げきかう
)
を思はずまた參禪論に於いてした爲め、神經が再び非常に過敏になつてゐるのが、今、路上の放浪者として、
初冬
(
はつふゆ
)
のしめツぽさと冷氣とに當つて
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
はつふゆ(初冬)の例文をもっと
(22作品)
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“はつふゆ”の意味
《名詞》
はつふゆ【初冬】
冬の初め。陰暦十月の異称。
(出典:Wiktionary)
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